イタリアでポピュラーなウサギ肉のオーブン焼き
ウサギ肉は、イタリアでは、とってもポピュラーな肉です。
高タンパク、低カロリーで、さっぱりした味わいなので、鶏肉のように食べられています。
ウサギ肉は、鶏肉より値段が少し高めなので、鶏肉より少し特別感はあります。
トスカーナでは、2~3日に1回鶏肉を食べるとしたら、ウサギ肉は1週間に1回といった感覚でしょうか。
日本で「ウサギ肉」というと、ジビエに分類されますが、それは「野ウサギ」。
野ウサギは、イタリアでもジビエに分類され、「Lepre(レプレ)」といいます。
普通のウサギは、「Coniglio(コニリオ)」。ここでいうウサギ肉は、コニリオのほうです。
日本では、ウサギはペットにするので、「ウサギを食べるなんて!」とよくいわれますが、所変われば品変わる。
骨が多いわりに肉が少ないので、少々食べづらいです。
味は鶏肉に似ていますが、鶏肉より引き締まっている感じ。
脂肪が少なく、淡泊でおいしい♡
ヘルシーで、消化しやすいお肉です。
イタリアでは、ウサギ肉は、1匹または1/2匹という単位で買うのが通常です。
1/2匹は、1匹を縦に半分に切ったものです。
市場だと頭がついていますが、スーパーでパッケージになって売られているものには頭はついていません。
私は、市場で買うときも、頭は切ってもらいます。ちょっと気持ち悪いので。。
頭がついていない1/2匹↓↓↓↓
ウサギ肉は、オーブン焼きが一般的。
簡単なので、私もいつもオーブン焼きにしています。
ただオーブンに入れるだけですが、レシピは下記のとおり。
ウサギのオーブン焼きのレシピ
材料
ウサギ肉 1/2匹
ニンニク 1片
ローズマリー 1本
白ワイン 1/3カップ
オリーブオイル 大さじ1
塩胡椒 適量
作り方
① フライパンにオリーブオイルとつぶしたニンニク、みじん切りにしたローズマリーを熱する。
② ニンニクの香りがしてきたら、ニンニクを取り出し、ぶつ切りにしたウサギ肉を強火で両面焼く。
③ 塩胡椒をし、ワインを入れ、ワインを蒸発させる。
④ 火を弱めて3~4分焼いた後に、耐熱皿に入れ、200度のオーブンで約40分焼く。
耐熱皿に入れる時に、角切りにしたジャガイモを入れると、付け合わせも一緒に調理することができます。
ハーブは、タイムでもおいしいです🌿
鶏肉だったら白ワインを合わせますが、ウサギ肉は、肉自体が引き締まっているので、軽やかな赤ワインを🍷
ロッソ・ピチェーノがいいですね~。
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ボナペティート🐰🍷💛
頭がついていなかったとしても、十分ショックな写真です。うさぎを飼っておられる方には特にトラウマになりかねないほどでは?
コメントありがとうございます。
これはスーパーで買ったものですが、市場のものだと血がついていたり、もっと生生しいので、やめておきました。。
単身赴任先の羽幌へ向かう途中、朱鞠内から添牛内にかけては、4月にウサギが大群で民族移動しているのを見かけますが、時に北狐が白兎を咥えて路肩を歩いているのに出くわして、びっくり。自然の摂理を垣間見た瞬間でした。
野生のウサギを見かけられたのですね。
このウサギは、イタリアの家庭で食べられている、家畜のウサギ(コニリオ)で、鶏肉と同じカテゴリーの白身肉として食べられています。
野ウサギ(レプレ)はジビエ肉のカテゴリーに入り、イタリアの家庭ではあまり食べられないです。(レストランでは食べることができます)