夏はやっぱりカポナータ!【レシピ】
言わずと知れたカポナータは、夏を代表するシチリア料理。
フランスのラタトゥイユと似ているようで異なるカポナータ。
松の実やケイパーが入るところがシチリアっぽいです。
そして、最大の特徴は、ヴィネガーと砂糖を入れること。
ラタトゥイユにヴィネガーと砂糖は入らないですよね。
ナスとそれ以外の材料を別々に調理しなければならないので、時間がかかり、ちょっと面倒です。でも、夏もそろそろ終わるので、「カポナータを作らずに夏は終えられない!」と、カポナータを作ることにしました。
いろいろなバージョンがありますが、基本のシンプルなバージョンを作りました。
本来は、ナスを思いっきり揚げますが、ナスがメインの料理なので、揚げるとヘビーになるため、今回は揚げ焼きにしました🍀
カポナータは、前菜またはつけあわせですが、メインとしてパンと食べられることもあります。
いずれにしても、アツアツを食べるのではなく、冷めてから常温で(もしくは冷蔵庫で保存しておいたものを常温に戻しておいて)食べます。
カポナータのレシピ
材料(4~6人分)
ナス 500g
玉ねぎ 150g
セロリ 150g
トマト 150g
オリーブ 100g
ケイパー 20g
松の実 20g
濃縮トマトペースト 20g
白ワインヴィネガー 30g
ブラウンシュガー 20g
オリーブオイル 適量
バジル 約6枚
塩 適量
作り方
① ナスを約2.5センチの角切りにし、ざるに入れて、粗塩をふり、重しをして1時間くらいおいておく。
② 玉ねぎを薄くスライスする。セロリを約1センチ幅に切る。オリーブは種を取り除いて半分に切る。
③ トマトを湯むきして約2.5センチの角切りにする。
④ ①を水ですすいで、よくしぼり、キッチンペーパーで水気をとる。
⑤ フライパンにオリーブオイル(お好みの量)を入れ、④を揚げ焼きにする。
⑥ 鍋にオリーブオイル大さじ2を熱し、玉ねぎを炒め、玉ねぎが透明になったらセロリを加えて炒め、続いて、ケイパー、オリーブ、トマトを入れ、ふたをして、約20分煮込む。塩をする。
⑦ トマトペースト、ヴィネガー、砂糖をまぜて、⑥に入れる。火を強めて、ヴィネガーを蒸発させる。
⑧ 火を止めて、⑤とバジルを入れ、混ぜる。冷めてからいただく。
(本来は、グリーンオリーブを使いますが、ブラックオリーブが家にあったため、ブラックオリーブで作りました。)
冷蔵庫で3日くらいは保存可能なので、作り置きにも最適です。
味がなじんだ2日目がおいしい!
ペアリングワインは、なんといってもシチリアのワイン。夏なので、ロゼがぴったり。
エトナのロゼがマリアージュ♡