ボローニャの食のテーマパーク「FICO」に行ってきました
ボローニャにある食のテーマパーク「FICO」に行ってきました。
入場無料で入ることのできるこの施設は、「食」に関することがギッシリ詰まっています。
入口は、いかにもテーマパークという感じで気分も盛り上がります。
ショッピングや食事はもちろん、ジェラート教室や、パスタ教室、チーズ製造など、さまざまなワークショップが開催されていていたり、フードツアーがあったりと、「食」を体験できるようになっています。
入ると、とにかく広い!
とりあえず、歩いてみることにして、さまざまなショップをのぞいてみることに。
平日だったため、ワークショップやイベントはおこなわれていませんでしたが、私のおめあては、詰め物パスタのトルテッリーニもしくはトルテッローニを食べること。
ボローニャは、エミリアロマーニャ州。
エミリアロマーニャ州といえば、トルテッリーニや、タリアテッレなど、卵が入ったパスタが有名です。
フィレンツェで食べることもできますが、本場で食べるのが一番。
早速、パスタ作りをしているところを発見。
ここでお昼にしようとチェックして、ショップを回ります。
パルミジャーノ・レッジャーノと、グラナ・パダーノのチーズも、エミリアロマーニャ州産。
パルマの生ハムや、モデナのバルサミコ酢も、エミリアロマーニャ州産。
エミリアロマーニャ州は、おいしいものの宝庫です。
広すぎて、やっぱり歩くのはしんどくなってきて、自転車をかりることにしました。
無料レンタルで、施設内を走ることのできる自転車です。
大きなカゴが前と後ろについていて、ショッピングするものを入れることができるようになっています。
自転車レーンや、駐輪場があるので、買い物しながら、自転車で回れるのは、うれしい。
午前中は空いていましたが、ランチタイムになると、食事ができるところは混んできました。
チェックしていたパスタのお店に戻り、ランチタイム。
トルテッローニ♪
オレンジ風味&アーモンドです。
奥は、トリュフバターソース。
肉厚で、もっちりしている生地が、最高においしい!
ワインは、やっぱりランブルスコ。
ライトな味わいで微炭酸のランブルスコは、クリーミーなトルテッローニとぴったり。
その土地の料理は、やっぱりその土地のワインと合うという見本のマリアージュです。
おやつには、ジェラート。
奥の方にあったジェラート工房では、小学生くらいの子どもたちが、ジェラートづくりを見学していました。
ジェラートの社会科見学なんていいですね!
ワインコーナーでは、さきほど飲んだランブルスコをお買い上げ。
レジは、入口・出口にしかないので、会場内で買いたいものをまとめてお会計、という流れになります。
私は、フィレンツェから車で行ったのですが、ボローニャ駅からシャトルバスも出ているので、列車とバスでも行くこともできます。
フィレンツェからドアツードアだと、車でも列車でも、1時間半はかかるFICO。
「ちょっと気軽にフードを楽しみに行く」にしては、少々遠いかな。