マリトッツォの作り方【レシピ】
最近ブームのマリトッツォ。
作りました!
マリトッツォはローマのお菓子なので、フィレンツェではほとんど見かけません。
10年くらい前にはフィレンツェのバールでも並んでいるのを見かけたことがありますが、最近はめったに見かけません。
マリトッツォをバールで最初に見たときは、「丸パンに生クリームを挟んだ菓子パン」という印象しかなく、名前があることも想像しませんでした💦
日本のマリトッツォ・ブームのおかげでマリトッツォの名前を知りました(笑)。
イーストで発酵させるパン生地の甘いものは、イタリアでは一般的に朝食に食べられます。
したがって、マリトッツォも朝食に食べるものです。
日本では丸いマリトッツォが流行っているようですが、イタリアではマリトッツォは楕円形です。
また、生クリームは、横に入れるのではなく、縦に入れます。
ハンバーガーというより、ホットドッグのような感じです。
ホットドッグ形式のほうが、生クリームをたくさん入れることができるような気がします。
要はパンですから、作り方はパンと一緒。
それに生クリームをはさむだけです。
マリトッツォのレシピ
材料(8個分)
強力粉 250g
牛乳 125ml
砂糖 40g
生イースト 7g
卵 1個
植物オイル 40g
塩 3g
レモンの皮 1/2個分
卵(上にぬる用) 適量
生クリーム 200ml
砂糖(生クリーム用) 15g
粉糖 適量
作り方
① 牛乳を人肌くらいに温め、砂糖とイーストを加え、軽くかき混ぜて10分くらい置いておく。
② ボウルに①、卵、半量の小麦粉を入れて、混ぜる。
③ 植物オイルを入れ、混ぜる。
④ 残りの小麦粉、塩を入れ、混ぜる。
⑤ レモンの皮をけずって入れ、こねる。
⑥ ひとつにまとめて2~3時間発酵させる。
⑦ 3倍くらいに膨らんだら、マリトッツォの形にして(1個50~60gくらい)天板にのせて、1時間くらい二次発酵させる。
⑧ ハケで溶き卵をマリトッツォの上にぬる。
⑨ 180度のオーブンで約15分焼く。
⑩ 生クリームに砂糖を入れ、泡立てる。
⑪ マリトッツォが完全に冷めたら、切り込みを入れ、生クリームを挟む。粉糖をふりかけて出来上がり。
以前にバールで見かけたマリトッツォは、かなり大きかったように思いますが、少し小さめで作りました。
生クリームたっぷりで、ちょっと胃にもたれそうだなと思ったので、乳成分ゼロの生クリームを使いました。
イタリアのお菓子は基本的にすごく甘いですが、生クリームはあまり甘くない印象です。
大きさと、形と、生クリームの甘さはお好みで作ってみてください。
日本では、いちご味やチョコレート味などいろいろなフレーバーのマリトッツォがあるようですね。
イタリアでは生クリームのみで、トッピングはしないようです。デザートではなく、朝食用ですしね。
といっても、私はデザートとして食べました。
朝食に甘いものを食べるイタリアの習慣には、いつになっても馴染むことができません(笑)。
ふわふわでおいしくできました😃
小腹が空いたときのおやつにもよさそうです。
朝食用の食べものなのでワインとは合わせませんが、夜のデザートなら、デミセックくらいの甘さのスプマンテがいいかな~。