トスカーナの定番の前菜「クロスティーニ」作りました【レシピ】
フィレンツェをはじめ、トスカーナのレストランの定番の前菜といったら、「クロスティーニ」。
鶏レバーペーストをパンの上にぬったものです。
カジュアルなレストランでは、クロスティーニがメニューにないレストランはないといっていいほど定番の前菜です。
おしゃれなレストランに行くと、ちょっとアレンジされていますが、鶏レバーペーストを使った料理はなにかしらあるといってよいでしょう。
私もレストランに行くと、必ずといっていいほどたのんでしまします。
ひとことで「クロスティーニ」といっても、レストランによって味が異なり、その違いを味わうのもおもしろいです。
コロナ以降、レストランで食事をしたのは、昨年の夏、1回のみ。
クロスティーニの味が恋しくなって、作ることにしました。
家でも簡単に作ることができるのですが、一度にたくさんできるため、おもてなしのときに作ることが多いです。
作る量を減らすと、煮詰める時間が短くなってしまうので、おいしく仕上がりません。
たくさん作っておいて冷凍すればいいのですが、私は作った料理は冷凍させない派なので。。
ごちゃごちゃいわずに、レシピをご紹介します!
本来は玉ねぎのみで作りますが、セロリがあまっていたので、セロリも加えることにしました。
セロリを加えたら、玉ねぎだけのときより、やさしい味になりました。
セロリを加えたくないかたは、セロリの分、玉ねぎをふやして作ってください。
鶏レバーペースト「クロスティーニ」のレシピ
材料(6人分)
鶏レバー 300g
玉ねぎ 1/2個
セロリ 1片
アンチョビ 3枚
ケイパー 大さじ2
オリーブオイル 大さじ3
塩胡椒 適量
パン
作り方
① ボウルに水と少量のワインヴィネガー(分量外)を入れ、レバーを30分くらいつけておく。
② 鍋にオリーブオイルを熱し、みじん切りにした玉ねぎとセロリを炒める。
③ レバーを水から出し、スジ、脂、血の部分を取り除く。細かく切り、②に加えて、強火で炒める。
④ 赤ワインを加えて、アルコールを飛ばす。弱火にして15分くらい煮詰める。
⑤ 火を止める直前に、細かく切ったアンチョビとケイパーを加えて混ぜる。
⑥ ブレンダーで少しだけ撹拌する。味見をして、塩胡椒をする。
⑦ パンの上にのせて出来上がり。
どろっとしたペースト状になっているより、少しゴロゴロしているほうが私は好きですが、おこのみによって調整してください。
もっとゴロゴロしているほうが好きなかたは、アンチョビとケイパーを加えたあとに包丁でみじん切りしても👍
パクパク食べてしまって、あとをひくおいしさ♡
赤ワインがすすみます🍷
カベルネ・ソーヴィニヨンやメルローのブレンドされているサンジョヴェーゼがぴったり🍷
前菜なので、あまりパクパクと数を食べるものではありませんが、おいしいのでついついいっぱい食べてしまって、次のメイン料理がおなかに入らなくなってしまいます(笑)。