真っ赤なビーツのリゾット
真っ赤な野菜のビーツ。
ロシア料理のボルシチに入っていますよね。
イタリアでも、けっこう使われる食材です。
すでにボイルしてあって、真空パックになっているものがスーパーで売られているので、年中食べることができます。
私は事前にボイルしてあるものはあまり好きではなく、ビーツの季節(初夏)に生のものを買って、自分で茹でます。
かぶのような形をしていますが、固く、長時間茹でないといけません。
市場で買ってきたのですが、葉っぱはカットして売られていました↓↓
茹でてから、スープにしたり、リゾットにしたりします。
真っ赤な色が鮮やかで、見た目も華やかです。
そして、いかにも美容によさそう。
実際、ミネラルやビタミンたっぷりです。
和食ではあまり使わないですが、最近のヘルシーブームで、日本でもビーツはスーパーフードとしても注目されていますよね。
カブの形をしているので、カブの仲間かと思いきや、甜菜です。
ビーツは、イタリア語で「バルバビエトラ」といいますが、「ビエトラ」は甜菜という意味です。甜菜もほうれん草と同じくらいイタリアではポピュラーな野菜で、ビーツも人気のある野菜です。
今日は、そんなビーツのリゾットを作りました。
【ビーツのリゾットのレシピ】
材料(2人分)
- お米 1合
- オリーブオイル 大さじ1
- ニンニク 1片
- ビーツ 1個
- ブイヨンまたはお湯 適量
- 塩 適量
作り方
- ビーツを約30分茹でる。
- ①のお湯をきって、ブレンダーで撹拌する。
- 鍋にオリーブオイルとつぶしたニンニクを入れて、弱火で熱する。
- ニンニクの香りが出てきたら、ニンニクを取り除く。
- お米を入れ、炒める(お米は洗わない)。
- ②を加えて、混ぜる。
- ブイヨンまたはお湯を入れて、時々かき混ぜながら、お米がアルデンテになるまで煮る。(蓋はしない。)水分がなくなってきたら、ブイヨンまたはお湯を足す。塩で味を調える。
仕上げに、火を止めてから少しバターを入れるとコクが出ます。
私はバターをあまり食べないので(脂肪分が多いため、胃に負担がかかるので)、代わりにパルミジャーノの皮を一緒に煮ました。
すると、チーズの味がお米にしみこんで、コクが出ます。これは、料理学校でシェフから習ったリゾットのコツです♪