~イタリアコロナウイルス状況~嘘をつくと罰金36万円
イタリアでは、コロナウイルス感染拡大を阻止するために、不要不急の外出は禁止されています。
しかし、まだ外出をしている人がたくさんいるようです。
外出するときは、外出の理由を記入した自己申告書を携帯しないといけないのですが、嘘を記入して外出すると罰金があります。
最初は、200ユーロ強(約2万5千円)の罰金だったものが、400ユーロ(約4万8千円)になり、そしてついに、3000ユーロ(約36万円)になりました😲
この自己申告書のフォーマットも、2度修正があり、現在3枚目のフォーマットになっています。
この罰金の額は、脅してはなく、警察が取り調べをおこなっています。
私の友人も、警察に止められ、自己申告書を調べられました。
彼は、離婚して、3歳の子どもがいるのですが、1週間に数日、子どもと一緒に過ごすことができます。元妻の家から、子どもを自分の家に連れていくために、車で移動していたところ、フィレンツェ郊外の自分の家の前に駐車したところで、警察に止められたそうです。
警察から自己申告書の提示を求められ、車で移動していた理由を聞かれたそうです。警察は、彼の身元の確認と、取り調べの記録をするのに、警察本部にその場で連絡を取っていたのですが、それに40分もかかったということです😨
フィレンツェは、昨日から、冬のような寒さに戻り、今日の最低気温は3度、最高気温は9度。冷たい北風がビュービュー吹いています。そんな中、外で、40分も待たされて、かなり寒かった!というのが彼の感想でした。
もちろん、必要な外出で、自己申告書もきちんと書いていましたから、何もなかったです。(ちなみに、子どもは、寒い中で待たされたのではなく、家に入らせてくれたとのことでした。)
私の家の周りでも、たくさんの警察がコントロールしているので、気を付けなくては。。もっとも、不要な外出はしていないので、大丈夫なのですが。
今日は、銀行に行くために外出をしました。
私の行っている銀行の営業は、月、水、金の午前中だけになりました。しかも、銀行の中には入るのは、予約制です。
(ただし、銀行の外に設置してあるATMは、24時間使うことができます。)
どんどん制限が厳しくなっています。