ヴィクトリアズ・シークレットinイタリアと、イタリアの下着事情
イタリアのヴィクトリアズ・シークレットのショップは、小物、ビューティーグッズ、ショーツ、キャミソールなどのインナーの一部のみで、ブラは取り扱っていませんでした。
それが、ついに、今月、ローマにブラを取り扱うショップがオープンしました!
今までは、試着できるものがなかったため、試着室もありませんでしたが、ローマの新ショップには、試着室もあるそうです。
フィレンツェからだと、ちょっと遠いので、そのために行くことはなさそうですが、ついでがあったら、ぜひ立ち寄ってみたいです。
日本のヴィクトリアズ・シークレットのショップも、ブラは置いていません。
日本とアメリカのブラのサイズは異なりますし、日本人とアメリカ人の体形は違うので、アメリカ人向けに作られたブラは、日本人には合わないという理由で、日本ではブラの取り扱いがないのだと思っていました。
でも、イタリア人には、体形的には問題なさそうなのに、今までブラがなかったということは、別の理由がありそうです。
イタリアのブラのサイズは、アメリカよりおおざっぱです。
アメリカサイズは、アンダーとバンドサイズの差で、きちんとカップサイズがありまずが、イタリアサイズは、1、2、3と数字のみです。
アンダーが小さいとカップが小さく、アンダーが大きくなるにしたがってカップも大きくなっていきます。
つまり、アンダーが小さくてカップが大きい人は、アンダーを合わせると、カップが小さくて入らないし、カップを合わせると、アンダーがゆるゆるになります。
アルマーニなど、ブランドの下着は、アメリカサイズなので、カップの異なるものがありますが、カジュアルな下着メーカーのyamamay(ヤママイ)などのサイズは、1、2、3、、、の数字のみのイタリアサイズです。
タグの表示をみると、1B、2Bなどと、書いてある場合もあるので、Bカップだということがわかります。
だからといって、AカップやCカップがあるわけではありません。
日本では、ブラはきっちり測って、ジャストフィットでつけるものという認識がありますが、イタリアでは、幅が大きくなるにつれて丈も長くなる洋服のような感覚です。
イタリアでも最近は、「プッシュアップ」とうたっているものもありますが、そこまで機能性を求めていないようです。
日本も、ワイヤレスブラブームで、ラクにつけられる流れになっていますが、ワイヤレスブラやブラレットは、ワイヤーブラよりサイズが大まかですが、イタリアのブラはまさにそんな感じです。
一度カジュアルメーカーのブラを買ってみましたが、日本のブラに慣れていた私は、どうもアンダーとカップが合っていないとつけ心地が悪い気がしてなりません。
ハイブランドものを買えばサイズ的にはよいのですが、もう少し値段的におさえて買いたい、ということで、ヴィクトリアズ・シークレットのアメリカのオンラインショップを利用し始めました。
ヴィクトリアズ・シークレットは、そうそうたるメンバーのモデルや、ショーに相当お金をかけているので、品質的にはあまりよくないとネット上で言われていますが、たしかに定価で買うには、品質的に落ちると思います。
でも、常にお得なキャンペーンをやっていますし、セール時にはかなり安くなります。
広告代が高いといってしまえば、洋服のブランドだって広告費やショーにお金がかかっています。
下着は、服に比べると、単価も安いですし、作りもシンプルなので、品質が目に着きやすいのでしょうか。
ファッションって、商品そのものでなはなく、ランウェイショーのような「夢」を抱かせてもらえるものだと思います。
私は、ファッションのランウェイショーを見るのが好きです。
服、それをまとって歩くモデル、舞台セット、、、
キレイなもの、美しいものを見ていると、ワクワクします。
ヴィクトリアズ・シークレットのローマの新ショップオープンのニュースを見て、ちょっと下着について、気まぐれに書いてみたくなりました。