イタリア式連休の取り方
イタリアでは、6月2日は共和国建国記念日で祝日です。
今年は6月2日が火曜日のため、6月1日の月曜日を休めば土日から4連休になります。
私の住んでいる建物の地上階で、現在工事がおこなわれていています。
壁を工事する煉瓦工の人、窓の枠を直している大工さん、水回りの水道やさんと3種の職種の人が来ていてます。
いつも朝の8時半ごろやってきて、工事をしています。
私の家のベルが鳴り、朝鍵を開けています。
6月1日の今日は、工事の人は来ませんでした。
イタリアでは、飛び石で祝日があると、なか日を勝手に休みにして連休にしてしまいます。
「ポンテ」と呼ばれ、「橋」という意味の連休になります。
火曜日が祝日だと、多くの人が4連休になります。
同じく、祝日が木曜日の場合は、木金土日と4連休になります。
工事の人が今日は来ないのは予想していましたが、事前に来ないことを連絡してくれてもいいのに。。
連休になるのは暗黙の了解なのです。
金曜日は休みモードになるので、土日月火の連休の場合は金曜日から休みを取る人もいます。
工事の人は全員一緒に来るわけではなく、交代で来ています。
壁の工事をしたら、次は水道、次は窓、そしてまた水道、そしてまた壁というように工事の順番にしたがって、バトンタッチをしていくのですが、バトンを渡す日がポイントです。
木曜日にバトンを渡すと、次の工事の人は「もはや来週だね。来週に行くよ」と次の週になります。
連休が多くて、なかなか工事が終わりません。
2月から始まった工事。
工事に要する時間は「2週間くらい」といわれていました。
ロックダウンで2か月ほど中断していましたが、いつ終わることやら。。