ミラノ旅行日記~その1~
先週、ミラノに行ってきました!
フィレンツェ~ミラノ間は、列車で約2時間。
距離にすると、東京~名古屋間といった感じでしょうか。
でも、東京にいても、名古屋に遊びに行く機会がないようなもので、なかなか行かないもの。
4年前に、ミラノ万博は行きましたが、その時は、万博だけ行き、町の中は行かなかったので、ミラノ観光は、気づくと、15年ぶりになっていました。
ドゥオーモ、ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガッレリア、最後の晩餐、ブレラ絵画館、スフォルツェスコ城など、主要な見どころは、過去に行きましたが、なにせ15年ぶりなので、初めて同然の気持ちで挑むことにしました。
この旅行のきっかけはというと、高校時代の友だちが、日本からミラノとトリノに来るというので、便乗して、私もミラノ、トリノに行くことにしたのです。
友人は、初のイタリアだったのですが、私も初めてと変わらないような状態なので、そんな私の案内は果たして大丈夫なのだろうか?という不安もありました。
まずは、ドゥオーモへ。
ミラノのシンボルともいえるドゥオーモ。
ゴシック形式の壮大な建築は、圧巻!
大きさにも圧倒されます。
フィレンツェのドゥオーモも、何度見ても美しいように、ミラノのドゥオーモも、毎日見ても美しいだろうな、と思います。
内部も広い!(当たり前ですが)
荘厳な中央の祭壇、ステンドグラスの数々。
夕方で、陽が沈みかけていたので、ステンドグラスは暗かったです。
昼間に入ったら、さらに美しさが際立っていたのだろうな、と思いました。
友人は、この日に着いたばかりだったので、無理しないようゆっくりお茶でもすることにしました。
昨年秋にイタリア第1号店としてオープンしたスターバックスに行くことに。
ドゥオーモからは歩いて5分ほどです。
店内は、広いし、ラグジュアリー感もあり、コーヒーの国イタリアへの第1号店出店のいきごみが感じられます。
エスプレッソの国で、果たしてアメリカンコーヒーは受け入れられるのか?ということは、だれしも思っていたことかもしれません。
びっくりしたのは、けっこうイタリア人も、なみなみのコーヒードリンクを飲んでゆっくりしているということ。
ほんのちょっとの量のエスプレッソを数秒でくいっと飲んでおしまい、というイタリアのコーヒーユーザーとは真逆のスタイルにもかかわらず、カフェラテのようなものを片手に、PC作業をしている人もいます。
日本のような光景にびっくり。
それでも、日本のように、長時間座れるような快適な椅子ではなく、椅子の数も少ないので、そんなにゆっくりとはできない感じですが。
スターバックスの向かいには、これまたイタリア第1号店のユニクロがあります。
今年オープンしたばかりで、ミラノに行ったら、行ってみたいなーなんて思っていましたが、思ったより早く実現しました^^
外観は、ちょっとラグジュアリーな感じです。
品ぞろえも、色展開豊富なカシミアのセーターが店頭においてあったり、ダウンコートが多かったりと、ファッションの都市ミラノ、冬は寒いミラノを意識した品ぞろえでした。
夕食は、ミラノらしいおしゃれな雰囲気のモダンな味付けのところに行きたかったので、「Spazio」へ。
ドゥオーモのすぐ横、ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガッレリアに入るところにあるMercato del Duomoの4階。
ホテルのレストランを除き、建物の上の階にレストランがあるということは、フィレンツェではありえないので、ちょっとカルチャーショック。
やっぱりミラノは、都会ですね。
ドゥオーモの見える部屋もあったのですが、予約した1週間前にはすでにいっぱいだったので、ガレッリアに面している部屋でした。
夜のドゥオーモを見ながら夕食もロマンチックだなと思っていたのですが、仕方ないですね。
アミューズのポレンタ、トマト、バジル。
揚げたてでした。
またアミューズのスープ。
セロリの味が強く、体によさそうなさっぱりした味わいでした。
白魚のマリネ。
マリネというよりはカルパッチョでした。
生の魚を食べることは、フィレンツェではめったにないので、おいしい!
ワインは、ミラノといえば、近郊のフランチャコルタ(瓶内二次発酵のスパークリング)。
グラスでいただきました。
泡がきめ細かくて、おいしいですね♡
ポルチーニのタリアテッレ。
ポルチーニの味がパスタにしみこむくらい和えてあって、ソース重視の北の味わいでした。
バターもけっこう入ってそうです。
仔牛のグリル&ほうれん草。
肉がやわらかくて美味!
モダンな雰囲気でしたが、ジノリのお皿で、クラシックな一面も。
ガッレリアのイルミネーションもキレイ☆
中央駅の近くのホテルだったので、地下鉄で帰りました。
ミラノは、最近すごくスリが多いという話を聞いていたので、けっこうビクビクしていましたが、思ったより怖くなかったです。
切符券売機でも、なにげにみんなお財布丸出しな感じでしたし、車内でも、スマホをいじって夢中になっている人もかなりいましたし。
でも、油断は禁物なので、気をつけていましたが。
次の日のミラノ観光はまた次回♪