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パリ空港

イタリア入国の際にPCR検査は必要か?

日本からイタリアへ入国する際は、事前のPCR検査は不要です。

私は、成田~パリ~フィレンツェというフランス経由だったため、フランス入国のための事前のPCR検査が必要でした。

パリからフィレンツェ行きの飛行機の中で、2枚の用紙が配られました。

両方とも、名前、フライト前の住所、フライト後の住所を記入する用紙で、英語またはイタリア語を選択できるようになっています。

エールフランスのサイトの情報だと、イタリアに入国する際は、「入国前48時間以内のPCR検査の陰性証明」または「入国後の14日間の自主隔離」と書いてありました。

「または」なので、入国48時間前の陰性証明があれば、隔離は必要ない??
フランス入国のPCR検査は、出発前の72時間以内であればよかったので、私は出発日に3日前に検査をしました。イタリア入国前48時間以内となると無効になってしまいます。

イタリア入国前の48時間内に検査することも考えましたが、成田への移動、成田~パリ間の12時間、パリでの21時間の乗り換えを考慮すると、どうがんばっても無理でした。

でも、フィレンツェでは、ずっと家にいる生活なので、隔離が不要だとしても特にメリットはありませんが。。

パリ~フィレンツェ間の飛行機の中で配られた用紙には、

日本からイタリアに入国する人は、14日間の自主隔離

と書かれていました。

フランスからイタリアに入国する人は、入国前の48時間以内のPCR検査の陰性証明、または、入国後の14日間の自主隔離

と書かれていました。

私は日本から出発しているけど、フランスを経由しているので、フランスからの入国に該当する??

フィレンツェの空港に到着し、スーツケースを受け取ると、警察の窓口が設置されていて、そこで一人一人、名前、住所、電話番号を聞かれ、警察官がパソコンにその場で入力していきます。

その際に、「14日間の自主隔離」とだけいわれました。

フランスを経由していても、日本からの入国に該当するということでしょう。

私は、スーツケースがすぐ出てきたので、警察窓口ではあまり待たずに済みましたが、私の後ろには長蛇の列。

しかも作業している警察官は2人。

一人一人、その場でパソコン入力しているのではかなり時間がかかります。

英語で話す乗客もいますし、イタリア語も英語もたどたどしい人もいます。住所がうまく発音できずに聞き返されていたり、名前の綴りを聞かれていたり。。アクリルパネル越しなので、お互いよく聞き取れず何度も言い直していたり。。

パリ~フィレンツェ間のフライトは満席だったので、スーツケースの受け取りが遅くて列の最後のほうのになった人は1時間くらい待つのではないでしょうか。。

このオーガナイズの仕方は、さすがイタリアです。

フィレンツェ(トスカーナ州)に入る人は、トスカーナ州のサイトに登録しなければならないといわれていたので、出発前に登録しました。

内容は、同じく、名前、住所、電話、メールアドレス。

「トスカーナ州のサイトに事前に登録しました」と警察官に言いましたが、それでも空港での手入力が必要とのことでした。

何のために、登録したんだろう。。
そう思いましたが、登録したことで電話がかかってきました。

「14日間の自主隔離ですからね。」

「熱はないですか?症状はないですか?元気ですか?」

「登録内容をメールで送ります」

といわれました。

「PCR検査は受けなくていいのですか?」と念のため聞いてみたら、

「必要ありません。症状が出たら電話をください」

とのことでした。

メールで送られてきた書類には、14日間の隔離は自主的なものだということ、違反した場合は罰則があると書かれていました。

ちなみに、イタリア語で隔離は、「Quarantena(クワランテーナ)」。40日間という意味で、病気の隔離のときのみ使う単語です。

初めて聞いたときに「40日」だと思ったのは私だけではないはず。(だと思いたい。)
ビフォー・コロナでは使ったことがない単語でした。

14世紀のペスト流行の際に、隔離が40日間だったことに由来する単語です。

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