カリンはリンゴの仲間??
イタリア語で、カリンは「メーレ・コトーニェ」。
「メーレ」とは、「リンゴ」です。
私が初めてこの名前を知ったのは、イタリアに住み始めて間もないころ、手作りジャムをもらったときです。
「メーレ・コトーニャのジャム」といわれてもらったので、ジャムになっていると原形がわからないため、リンゴの種類のことだと思っていました。
それがカリンだと知ったのは、そのジャムを食べ終わってから(汗)。
形がリンゴに似ているから、リンゴという名前がくっついて呼ばれているようです。
カリンはリンゴの仲間ではないのに!
柿も「カキ・メーレ」と、リンゴの種類のように呼ばれます。
柿はあまりリンゴには似てないと思うのですが。。
丸っこくてかたいとなんでもリンゴに似ているとなるのでしょうか。。
さて、秋になり、市場の果物屋さんでカリンが並んでいたので、買ってきました。
夏に作った大量の桃ジャムをちょうど食べきってしまって、ジャムを作らなきゃ、とちょうど思っていたので、カリンジャムを作りました。
1キロのカリンを皮と芯を取り除いたら500gになりました。
カリンはあまり甘くないので、果物の半量である250gの砂糖を入れました。
おいしくできました♪
カリンは生で食べないため、あまり買わないですが、ビタミンCやカリウムが豊富ということで、秋の間に料理にも使ってみようと思います。