イタリア人はドライフルーツ好き
クリスマスの時期の12月と、年末年始になるとスーパーマーケットでの売り場が拡張するのが、ナッツとドライフルーツ。
ナッツはクルミとピーナッツが中心で、ドライフルーツはイチヂクとデーツ。
イタリア語では、「ドライフルーツ(フルッタ・セッカ)」というと、クルミやピーナッツなどのナッツ類も含まれます。
これらは、食前のビールのおつまみではなく、食後に食されます。
前菜→プリモ(パスタまたはリゾット)→セコンド(メイン料理の肉か魚)→ナッツとドライフルーツ→果物→デザート
の順番で食べます。
食前に、食前酒のおつまみとしてもナッツを食べますが、それらは塩気のあるピーナッツやヘーゼルナッツで、食後に食べるナッツは、塩味は付いていなく、殻付きのまま出されて、殻を割って食べます。
クルミは、たいていどこの家庭にも、常備してあり、リビングかキッチンに果物が置いてあるように、殻付きのクルミが置いてあります。
私も、常にクルミは家にあります。
クルミ割り器で割って食べます。
クルミは、市場だと果物屋さんで殻付きのクルミが売られています。
果物屋さんで必ず売っているということは、それだけポピュラーで、よく食べられているということですね。
普段から、よく食されるナッツ類とドライフルーツですが、特にクリスマス時期、年末年始は、それらを食べて完璧な食事が完成するといった感じで、豊かな食卓の象徴にもなっています。
食後に、高カロリーのナッツをよくもまあそんなにたくさん食べれるなあと感心してしまいます。
この時期、食事に招待されると、私はたいてい食事でおなかがいっぱいになり、ナッツ類はパスすることが多いのですが、招待された家のホストにすすめられると食べざるをえなくなり、クルミを2個ほど仕方なく食べる程度です。
でも、普段は、私も、大のナッツ&ドライフルーツ好き。
特に、ドライイチヂクを半分に切って、その中にクルミをサンドイッチのようにいれると、ワインのすすむアテになります。
クルミは、オメガ3が含まれていて、ビタミン、ミネラルも豊富。おやつの強い味方。
ドライイチヂクは、鉄分が多く、食物繊維も多いので、これまたうれしい。
デーツも、ビタミン、ミネラルたっぷり。
クルミ、イチヂク、デーツは、代わる代わる毎日、おやつに食べています♪
たくさん食べると、高カロリーですが、少し食べるだけで満足感があるので、そんなにたくさんは食べずにすみます。特にクルミは、殻を割らなくてはならず、めんどうで、たくさんは食べないので、ちょうどいい具合です^^
最近は、スーパーフードブームで、ドライフルーツが注目されていますよね。
伝統的に、常にドライフルーツを食べていたイタリア人。
料理にもよく使われます。
イタリア料理って、一部のヘビーな料理を除けば、けっこうヘルシーだなと実感するのでした。