「キャンティクラシココレクション2019」に行ってきました!
2月11日、12日にフィレンツェでおこなわれた「キャンティクラシココレクション2019」に行ってきました。
会場は、毎年おなじみの「スタッツィオーネ・レオポルダ」。
昨年までは、業者向けのみでしたが、今年は2日目の午後が一般にも公開されるという大きな変化がありました。
参加ワイナリーは、197社で過去最高。
年々勢いを増すこのイベント。
試飲できるワインの数は、721種類。ボトル数にして、9500本のワインが抜栓されるということですから、ものすごい数です。
ブースは、地区ごとに分かれていて、大変わかりやすいです。
キャンティクラシコ2017年、キャンティクラシコ・リゼルヴァ2016年が、新しいヴィンテージとして、評価されますが、ワイナリーによっては、規定以上の熟成するところも多いため、キャンティクラシコ2016年、リゼルヴァ2015年を出しているところも多かったです。
樽からのサンプル品として、2018年を出しているところもありました。
2017年は、暑くなく、雨が少なかったので、標高の低いところ、乾燥しているところが不利になり、丘陵地や、湿気があるところが有利になった年のとのことです。
でも、実は、生産者への挨拶回りばかりで、あまり多くの種類を試飲できなかったので、そこまでの比較はできませんでした(涙)。
リゼルヴァの上のカテゴリー「グランセレッツォーネ」も、すっかり定着して、多くのグランセレッツォーネもお目見えしていました。
また、キャンティクラシコの格付けDOPオリーブオイルもスタンドがあり、オリーブオイルも試飲できました。
そのとなりには、生ハム、パルミジャーノチーズ、バルサミコ酢、モッツァレラチーズなど、格付けDOPの名産物の試食もありました。
年々クオリティーが上がっているといってよいキャンティクラシコ。
地区ごとに比較ができて、大変興味深いイベントです。