スペッツァティーノ(牛肉の角切り煮込み)
イタリアのごちそうのひとつ「スペッツァティーノ」。
スペッツァティーノとは、「一口大に切った」という意味で、牛肉の角切りを煮込んだ料理です。
コトコト長時間煮込むので、デイリーの料理というより、特別なときに食べる一品です。
牛肉の中では安価なすね肉を使うので、その昔は庶民的な料理で、暖炉にかけておいて煮込んだといいます。
現在帰国中のため、日本の牛すね肉ブロックを使って、スペッツァティーノを作りました。
日本の牛すね肉は、イタリアのものより、身がひきしまっている感じ。
私がいつもフィレンツェの市場で購入するすね肉は、スジっぽかったり、コラーゲン部分が多かったり、すばらしく赤身だったり、その日により箇所が異なり、クオリティーにばらつきがあります。
日本のブロックは、品質にばらつきがなさそうな立派なすね肉です。
結果は、とってもおいしくできました♪
ジャガイモを入れる王道のスペッツァティーノにしました。
スペッツァティーノのレシピ
材料(4人分)
- 牛すね肉 400g
- 小麦粉 適量
- オリーブオイル 大さじ1
- バター 小さじ1
- 赤ワイン 1/3カップ
- ジャガイモ 4個
- お湯 適量
- ローリエ 1枚
- 胡椒 お好みで少々
- 塩 適量
作り方
-
牛すね肉を約3センチの角切りにする。
-
①に小麦粉をつけ、オリーブオイルとバターを熱した鍋で、中火で炒める。
-
全体に焼き色がついてきたら、ワインを入れ蒸発させる。
-
水分がなくなってきたら、お好みで胡椒をし、お湯をひたひたくらい入れ、ローリエを入れて、蓋をして20~30分弱火で煮込む。
-
ジャガイモを4~5等分にして、水にさらしておく。
-
煮込んだ④に、ジャガイモを加え、さらに15分~20分煮込む。途中で塩をする。
-
牛肉とジャガイモがやわらかくなったら出来上がり。
赤ワインがおいしい一品です🍷