イタリアワイン、サルデーニャのDOCG
サルデーニャのDOCGは、白ワインひとつのみ。
美しい海で知られるサルデーニャ島は、リゾートで有名な地。
変化の富んだ美しい風景の丘陵の多い島でもあります。
ヴェルメンティーノ・ディ ・ガッルーラ
Vermentino
di Gallura
ヴェルメンティ―ノは、地中海に面する地域でよく作られている白ブドウで、スペインでも作られています。もともとは、スペインの品種と言われています。
19世紀初頭にガッルーラ地方で初めて植えられました。なので、比較的歴史が新しいブドウです。
ガッルーラとは、サルデーニャの北東部の地域。
リグーリア州やトスカーナ州など、海沿いで作られていますが、ヴェルメンティーノといえば、やはりサルデーニャ。
ヴェルメンティーノ・ディ・ガッルーラは、95%以上がヴェルメンティーノ種でなければいけません。
しっかり冷やして、魚介と合わせると最高です。
魚、タコやイカ、貝類のグリルや、魚介のリゾット、魚介のパスタ、魚のマリネ、魚のフリット、、、とにかく、魚介ならなんでも合うというくらいベストなマリアージュです。
山の幸なら、鶏肉やキノコをクリーミーなソースとあえて。
あと、サルデーニャは、羊のミルクのペコリーノチーズの産地。熟成の浅いペコリーノチーズと合わせてもいいですね。
魚が好きなので、ついマリアージュの記述に力が入ってしまいました(笑)。
DOCGではないですが、赤ワインのカンノナウも、サルデーニャの有名で、土着品種です。
ちなみに、サルデーニャは、コルクの生産でも有名です。イタリアのコルクといえば、サルデーニャ産です。