ワイン日記~フォントーディ「フィレッタ・ディ・ラーモレ」キャンティクラシコ~
こんなシルキーなキャンティクラシコを飲んだのはひさしぶり!と感動したフォントーディの「フィレッタ・ディ・ラーモレ」。
知人のおくさまが、じつはフォントーディのファミリーだということを聞き、
「フォントーディなんですか!すばらしいワインですよね!!」
と即座に反応したら、次に会ったときに、このワインをいただきました。
人は褒めるものですね♬
フォントーディは、パンツァーノ・イン・キャンティにあるワイナリーで、キャンティの中でも特に風光明媚なコンカドーロ(黄金の盆地の意)に位置しています。
フォントーディのサンジョヴェーゼは秀でていて、キャンティクラシコのトップワイナリーのひとつ。
ワイナリー自体には1度しか行ったことがないのですが、毎年おこなわれるパンツァーノ・イン・キャンティのワイン祭りでいつも試飲をしています。
その試飲にも出ていなかったのが、このワイン「フィレッタ・ディ・ラーモレ」。
なぜなら、このワインはラーモレ地区の畑のものだから。
ラーモレは、パンツァーノ・イン・キャンティの向かいにある丘の上で、キャンティクラシコでも標高の高い地区として知られています。
標高600メートルのラーモレ地区は冷涼な気候で、きれいな酸のあるキャンティクラシコが生まれます。
サンジョヴェーゼの酸味が苦手な人にはちょっと強すぎる酸味かもしれません。
でも、キャンティクラシコ好きだったら、必ずハマる地区といえるでしょう。
現に、ラーモレは、キャンティクラシコのサブゾーンとしても注目されています。
フィレッタ・ディ・ラーモレは、メディテーションワインか!と思うほどエレガント。
ミックスベリーの果実と、シナモンやタバコのスパイス香、そうかと思うとフローラルが戻ってきます。湿った森のような感じが印象的です。
この湿った感じが、ワインだけでも長く楽しむことができる味わいになっています。
ベースのキャンティクラシコは、基本的に食事と一緒に飲むワインです。
でも、このフィレッタ・ディ・ラーモレは、ワインだけで体を満たしてくれます。
あとから値段をチェックしましたが、メディテーションワインとして楽しむにはお得かなと思います。
楽天でも売られてました~↓↓
エレガントでシルキーで、夢を見させてくれるキャンティクラシコでした。
グラツィエ!