ワイン日記~カパルツォ「カ・デル・パッツォ」~
どうやら日本未入荷らしいカ・デル・パッツォ。
モンタルチーノのカパルツォのワインです。
カパルツォのブルネッロ・ディ・モンタルチーノとロッソ・ディ・モンタルチーノは、かなりの数が日本に入っていてたやすく手に入れることができます。
カ・デル・パッツォは、いわゆるスーパータスカンとして出されているワインで、サンジョヴェーゼ50%、カベルネ・ソーヴィニョン50%です。
スーパータスカンといっても、30年以上長期熟成できる偉大なワインではなく、10年くらいで飲んだほうがよさそうなストラクチャーのワインです。
カパルツォといえば、単一畑のブルネッロ・ディ・モンタルチーノ「ラ・カーサ」が『神の雫』30巻に登場しています。
遠峰一青が「いつの日かこの遠峰一青が自ら『十二使徒』を選ぶ日が来るとしたら私は必ずやこの「ラ・カーサ」をその中の一本とするだろう」とまでいっています。
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カパルツォは、ワイナリーツアーで何十回も行ったワイナリーです。
ラ・カーサも何度も飲みましたが、そのたびにその華やかさに感動します。
ワインは、その蔵の香りがします。
ブルネッロ・ディ・モンタルチーノと同じ蔵で熟成されたカ・デル・パッツォは、ブルネッロのサンジョヴェーゼの面影が感じられます。
そうはいってもカベルネ・ソーヴィニョンがブレンドされていますし、まったく異なる味わいですが、第1印象のサンジョヴェーゼの香りは共通するとところがあります。
ブラックベリーなどの黒い果実の香りと、リコリス、バニラのニュアンスがあります。
まろやかな味わいで、金曜日の夜、いつもよりゆっくり食事がしたいときにぴったりです。
カパルツォもオンラインワイナリーツアーをしたかったのですが、コロナの影響でスタッフが削減され、常時1名しかいないため、無理だといわれました。
残念。。
コロナ以降は訪れていないので、寒くなる前に行ってワインを買ってこようと思っています。