ワイン日記~バンフィ ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ~
バンフィの「ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ」。
バンフィは、モンタルチーノ地区の最大手だけあって、安定した味わいです。
バンフィはモンタルチーノ地区の一番南に位置しているということもあり、モンタルチーノのほかの造り手より、いつも果実の熟成感がかなり凝縮しています。
個人的には、パンチのあるブルネッロより、エレガントなブルネッロのほうが好みなので、バンフィは「濃い!」というイメージがあり、好みのブルネッロではないという印象をもっていました。
プレゼントでいただいたので、飲みました♪
毎年2月におこなわれるブルネッロ・ディ・モンタルチーノの試飲会では必ずバンフィも試飲します。
また、モンタルチーノへツアーに行くと、バンフィのショップに立ち寄ることもあるので、その際に試飲したりします。
でも、考えてみたら、ボトル1本を食卓に置いて飲んだことがありませんでした。
ボトルで飲むと、香りと味わいの変化も楽しむことができます。
ミックスベリーの熟した香りとスパイス香。酸味はやわらかで、まろやかな味わい。
「濃い!」という印象はなく、とってもバランスのとれているブルネッロでした。
さすが、バンフィ。荘厳で堂々たる味わい。
要塞のある丘の上で、馬に乗っている騎士のようです。
と思ったら、エチケットにも旗を持った戦士が。馬には乗っていませんが。
↓↓↓↓ バンフィ ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ 2015年
熟成は、2年間、80%を60~90HLのフレンチオークで、20%を350Lのフレンチオークということです。
今年2月は、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノの試飲会も中止。
リリースされるブルネッロをいっきに試飲できる貴重なイベントに行くことができないのはさびしい限り。
今年2021年は、2016年のブルネッロ・ディ・モンタルチーノがリリースされます。
どんな味わいなんだろう、と想像しながらグラスをかたむけました。