アンテプリマ・ヴィーノ・ノービレ・ディ・モンテプルチアーノに行ってきました!
2月は、その年にリリースされるワインのお披露目試飲会である「アンテプリマ」が目白押し。
2月15日、16日に、モンテプルチアーノでおこなわれた「アンテプリマ・ヴィーノ・ノービレ・ディ・モンテプルチアーノ」に行ってきました。
今年リリースされるのは、ヴィーノ・ノービレ・ディ・モンテプルチアーノ2017年、ヴィーノ・ノービレ・ディ・モンテプルチアーノ・リセルヴァ2016年。
ここ数年、仕事と重なり、行くことができなかったヴィーノ・ノービレ・ディ・モンテプルチアーノのアンテプリマ。
3年ぶりのアンテプリマということで、とっても楽しみにしていました。
2017年は、5ツ星の年ということで、グレートヴィンテージです。
ヴィーノ・ノービレ・ディ・モンテプルチアーノは、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノの陰にかくれて、あまり光があたりませんが、近年はワインブームということもあり、会場はとにかくすごい人でした(会場がせまいということもあるのですが)。
ヴィーノ・ノービレ・ディ・モンテプルチアーノのサンジョヴェーゼのきれいな酸は、個人的には好きです。
以前は、田舎っぽい味わいのものもありましたが、全体的にやはり洗練されてきた印象でした。
より国際的になったと言い換えることもできるかと思いますが、それもそのばず、78%は輸出されているそうです。そうすると、やはり、味わい的にも世界のマーケットを意識するのは当然のことですよね。
試飲してよかったと思ったものをご紹介します。
誰しもが認めるクオリティーのボスカレッリ。
なんといってもエレガント。酸がきれいで、余韻も長い!
定評のあるポリッツィアーノ。
黒い果実のニュアンス。複雑感があり、酸とタンニンのバランスがいい!
ポデーレ・レ・カッジョーレ
ここは、リセルヴァ2016年がすごく好きでした。
果実とスパイス香の複雑さがあり、余韻が長く、今回のお気に入り♡
ビンデッラ
フローラルと赤い果実のニュアンス。しっかりした味わいが好きでした。
(写真が、ロゼ中心になってしまってすいません、、あまりにも混んでいたので、真正面に行くことができませんでした。)
長熟できるワインは、アンテプリマでは、タンニンが少々かたくてよさがわかりにくいのですが、何年後かに大輪の花になるのだろうなと想像するのが醍醐味です。
ちなみに、ヴィーノ・ノービレ・ディ・モンテプルチアーノは、今年がDOCG40周年ということで、記念年でもありました。
また、ヴィーノ・ノービレ・ディ・モンテプルチアーノは、モンテプルチアーノ・ダブルッツォと混同されやすいということで、アブルッツォ州と区別するために、「トスカーナ」とエチケットに記載することができるようになるとか。
明るかった外も、試飲を終わるころにはすっかり真っ暗。
中世の街モンテプルチアーノは、夜も美しい♡