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クイーンズ・ギャンビット

引き込まれる『クイーンズ・ギャンビット』ファッションも見逃せない!

2020年に一番おもしろかった海外ドラマ!『クイーンズ・ギャンビット

2020年のうちに書こうと思っていましたが、そうこうしているうちに2021年になってしまいました。

海外ドラマはクオリティーがそこまででもないという印象で、めったに見ないのですが、Netflixのホーム画面に出てきたので、ちょっと見始めたらすぐに引き込まれ、いっきに見てしまいました。

私と同じように「海外ドラマってイマイチ。。」と思っている人にこそ見ていただきたいオススメのドラマです。

2020年10月23日から公開になったNetflixのオリジナルシリーズで、2020年ヒット作になった超話題のドラマ。

天才チェス少女をえがいたストーリーで、このドラマの影響でチェスセットの売上もあがったとか。

クイーンズ・ギャンビット』(2020)
The Queen’s Gambit

原作:ウォルター・テヴィス
監督:スコット・フランク
キャスト:
アニャ・テイラー=ジョイ(ベス・ハーモン)
クロエ・ピリー(アリス・ハーモン。ベスの実母)
マリエル・ヘラー(アルマ・ウィートリー。ベスの義母)
ビル・キャンプ(ウィリアム・シャイベル。養護施設の用務員)
トーマス・サングスター(ベニー・ワッツ。カウボーイハットの全米チャンピョン)
モーゼス・イングラム(ジョリーン。養護施設で出会った親友)
マルチン・ドロチンスキー(ヴァシリー・ボルゴフ。ロシア人の世界チャンピオン)

ストーリー

冷戦時代、母親を亡くして養護施設に預けられた少女ベス・ハーモンは、用務員のシャイベルからチェスを教えてもらうことに。
そして、ベスはすぐにチェスの才能を開花させ、天才的な実力を発揮するが。。

感想・レビュー

チェスを知らなくてもOK

チェスは、スポーツに比べると動きが少ないですが、地味な感じはまったくなく、分割画面になったりして、楽しむことができました。

ポイントは、チェスをまったく知らなくても楽しむことができるということ。

スポーツを題材にした映画は、そのスポーツのルールを知らないと、盛り上がっているときに「なんで今盛り上がったの?」ということがよくありますが、『クイーンズ・ギャンビット』は、チェスを知らなくてもまったく問題はありません。

もちろんチェスを知っていたほうが楽しむことができるのだと思いますが、ほとんどルールを知らない私ものめり込みました。

ベスの孤独感がすごい

母親を亡くした少女ベスの孤独感。チェスで勝利を重ねても孤独感を払拭できないでいるベスに引き込まれます。

そして、芯が強いベスにじーんとくる心理描写。

ファッションが見逃せない

最初のくすんだグリーンの冴えない服装から、だんだんカラフルでファッショナブルになっていくファッションが楽しい!

ツイード、丸襟、ブラウスなど、60年代のファッションを楽しめます。

カラーもパターンもレトロな感じで、シック。

そして、ピエール・カルダン風のドレスがとってもステキ。
ピエール・カルダンは、イタリア生まれのデザイナーで、昨年末に他界したことがニュースになりましたね。

インテリアや建物も楽しむことができるのでしょうが、私はファッションばかりに目がいっていました。

養育施設の用務員、義母、友人たちなど、ベスをとりかこむ人々もそれぞれ味があってよかった!

とにかくおもしろい作品でした!

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