PCR検査を受ける
日本に帰国する際、フィレンツェ空港で「PCR検査の結果が必要」といわれ、搭乗できなかったため、その翌日PCR検査を受けに行きました。
(フィレンツェ空港での搭乗拒否についてはこちらから)
PCR検査は、予約制のところはいっぱいだったので、予約なしで検査できるところへ行きました。
PCR検査の長蛇の列は、幾度となくテレビで見ていました。
「今日はここまで」といわれて検査ができないなんてことがないように(イタリアでは、長時間並んでも「今日はここまで」と切られることが多々あります)、開始時間前に行くことにしました。
受付時間は、7時半~10時半。
7時すぎくらいには到着したいな、と思い、6時45分に家を出ました。
フィレンツェ・サンタ・マリア・ノヴェッラ駅からトラムで10分ほどのところです。
7時15分くらいに着くと、すでに2人の人がいました。
7時半になるころには、8人くらいになりました。
イタリアでは、一般的に並ぶということをしません。
ロープがひいてあったり、係員の人がいるときは並びますが、そうでない場合は並びません。
並ばないので、「最後の人は誰?」といちいち聞いて「私はあの人の次」と覚えておかないといけません。
並ばないので、その場所を離れても大丈夫という利点はあります。
8人がソーシャルディスタンスを保って、並ばずに入口の前に輪になっているところで、時間になりオープンしました。
一人ずつ入るため、外で待たなくてはなりません。
朝早く寒かったですが、外で待たなければならないことを予想して厚着をしていったので大丈夫でした✌
ここで風邪などひいて熱でも出したら、検温でひっかかって空港にも入れなくなりますから注意注意。
予約の人もいたので、私は8時ごろ順番が回ってきました。
受付で手続きをして、支払いを済ませ、隣の部屋で検査です。
検査結果は、イタリア語のみ、イタリア語と英語を選ぶことができます。
イタリア語だけだと77ユーロ。イタリア語と英語だと87ユーロ。
PCR検査をした人から「けっこう痛い」と聞いていたので、ちょっと恐れていましたが、そんなに痛くはありませんでした。
舌の奥と、両方の鼻の奥にめん棒を入れられ、それぞれ10秒間キープ。
口はまったく痛くなく、鼻は違和感が少しある程度でした。
検査をしてくれた人が上手だったのか、私が痛みに強いかですが、なにはともあれ、無事に終わってよかったです。
私は自主隔離のような生活をしているので、陽性の心配はないとは思っていましたが、万が一のこともあります。
万が一陽性だったら、帰国することができなくなるので、検査結果が出るまでは落ち着きませんでした。
検査結果は48時間以内に出るということでしたが、検査をした日の夜にショートメールとメールが来て、結果が出ました。
検査結果は、PDF形式でメール添付で送られてきました。
早い!!!!
でも、早すぎても困るのです。
フライトの72時間以内の検査結果でなくてはならないので、早すぎると無効になってしまいます。
出発のフライトの時刻のギリギリ72時間以内だったので、大丈夫でした!
結果は陰性でした。
これで、何の心配もなく、寝ることができます。