希少価値?!生産量が少ないラクリマ・ディ・モッロ・ダルバ
『本間チョースケが独断と偏見で選ぶイタリア安旨ワイン203連発!』で紹介されているワイン、コンティ・ディ・ブスカレートのラクリマ・ディ・モッロ・ダルバを飲みました。
ラクリマ・ディ・モッロ・ダルバは、マルケ州のモッロ・ダルバで造られるDOC(統制原産地呼称)赤ワインです。
マルケの土着品種ラクリマから造られますが、小さいエリアでしか育たないため、生産量が少ないワインです。
イタリアでも最も小さなDOCのひとつで、フィレンツェではあまり見かけません。
ラクリマは、古代ローマにすでに存在していたブドウ品種。
1167年に、フリードリヒ1世がモッロ・ダルバに滞在したときに、ラクリマで造ったワインを飲んだというほど、歴史ある品種なのです。
飲んでみると、、
香りは、バラやブラックベリー。フルーティーで、若々しいエーテル香がけっこうあります。それもそのはず、ヴィンテージは2020年です。
タンニンとアルコールはしっかりしているので、熟成させたときに興味深いワインになりそうです。
このフレッシュ感は、「チーズではなく、サラミだ!」と思い、冷蔵庫にあったソプラッサータを合わせてみました。
合う!!!
サラミの脂と、ワインのフルーティー感がみごとにマリアージュしました✨
ちなみに、このコンティ・ディ・ブスカレートのラクリマ・ディ・モッロ・ダルバは、たまたまフィレンツェのEatalyで見つけ、購入しました。
定価9.5ユーロが割引で4.5ユーロになっていました。
お得においしく楽しむことができました🍷