イタリアワイン、バジリカータ州のDOCG
バジリカータは、ほとんどが山地と丘陵地で、土地の大部分は風化した石灰岩からなっています。
海岸の土地は、地中海性気候ですが、山地と高い丘陵地では降水量も多くなります。
DOCGは、ひとつ。
2010年にDOCから昇格になった赤ワイン「アリアニコ・デル・ヴルトゥレ・スペリオーレ」です。
アリアニコ・デル・ヴルトゥレ・スペリオーレ
Aglianico
del Vulture superiore
アリアニコは、カンパニア州でも、「アリアニコ・デル・タブルノ」、アリアニコ種から作られる「タウラージ」がDOCGになっています。
「アリアニコ・デル・ヴルトゥレ・スペリオーレ」は、リオネーロ・イン・ヴェルトゥレ市を中心に作られる赤ワインです。
アリアニコ種は、紀元前7~6世紀に、ギリシャ人によって、南イタリアに持ち込まれました歴史のあるブドウ品種です。
「アリアニコ・デル・ヴルトゥレ・スペリオーレ」のブドウ品種は、文字通りアリアニコです。
アリアニコ全般にいえますが、「アリアニコ・デル・ヴルトゥレ・スペリオーレ」も、アタックがあり、ボディがしっかりとして、タンニンがあり、余韻がある赤ワインです。
お肉料理と合わせて飲みたいですね。