
イタリアワイン、アブルッツォ州のDOCG
最近は、赤ワインの「モンテプルチアーノ・ダブルッツォ」、人気ありますね。
これは、アブルッツォ州のDOCG(統制保証付原産地呼称ワイン)で、アブルッツォ州の唯一のDOCGでもあります。

トスカーナ州の「ヴィーノ・ノービレ・ディ・モンテプルチアーノ」の「モンテプルチアーノ」とは、何の関係もありません。
トスカーナ州の「ヴィーノ・ノービレ・ディ・モンテプルチアーノ」の「モンテプルチアーノ」は、場所の名前で、「モンテプルチアーノの高貴なワイン」という意味ですが、アブルッツォ州の「モンテプルチアーノ・ダブルッツォ」はブドウ品種の名前で、「アブルッツォのモンテプルチアーノ」という意味です。
ややこしいですね。
Montepulciano d’Abruzzo
モンテプルチアーノ・ダブルッツォ
最低90%モンテプルチアーノ種を使用しなければいけません。
サンジョヴェーゼ種は10%まで使用することができます。
熟成期間は2年で、そのうち最低1年は、オーク樽または栗の樽で熟成されなくてはいけません。
「リゼルヴァ」は、熟成期間は3年になります。
かなり濃いルビー色で、しっかりした味わいは、牛肉の煮込みやローストとぴったりです。